テープ式心理学のガムテープとは?

まずは、ネガティブな感情が発生する仕組みを
おさらいします。

ネガティブな感情が発生するのは
ほとんどの方が
嫌なことが起きたら
ネガティブな感情が発生すると
勘違いしています。

①嫌なことが起きる
②ネガティブな感情が発生

というイメージです。
しかし、これは勘違いです。

心の動きというのは
光のスピードぐらいに超高速です。

①と②の間に
もう1つ別のステップがあります。

本当のプロセスは

①出来事
②意味づけ
③ネガティブな感情が発生

です。
この3段階があります。

①の出来事というのは
人生において
様々な出来事が起きます。

コントロールできることもあれば
コントロール出来ないものもあります。

〇雨が降った
〇新型コロナウイルスが蔓延した
〇地震が起きた
〇病気になった
〇恋人から連絡が来ない
〇会社の面接で落ちた

などの、自分ではコントロール出来ない出来事

〇朝にマクドナルドを食べた
〇朝にマクドナルドを食べなかった
〇美容室の仕事を始める
〇友人と週末遊ぶ
などの、自分でコントロール出来ること
などがあります。

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仁さん

これらは、すべて
単なる出来事です。

そこに、ネガティブもポジティブもなく
単なる出来事です。

雨が降ったというのは
ただ、雨が降ったのです。

恋人から連絡が来なかったのは
ただ、恋人から連絡が来なかったのです。

これらは、全て単なる出来事であり
ネガティブもポジティブもありません。

しかし、ここに
②の意味づけをすることで

③のネガティブな感情が発生するか?
しないか?が別れます。

 

そうです。
出来事というのは
自分自身のネガティブな感情を発生させる
直接の原因ではありません。

出来事はあくまでも
出来事です。

ここに、どのように
意味づけをするのか?
ということです。

これが、テープ式心理学の根本的な
考え方です。

そして、大事なことは
この意味づけは、

何人たりとも
他人をコントロールできません。

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仁さん

自分自身の意味づけは
100%自分自身しか出来ないように
なっています。

これは、たとえ、目の前に母親がいても
旦那さんでも、お金を積まれても、
大統領であっても

自分自身の意味づけは
自分自身しかコントロールできません。

人の意味づけを
コントロールできません。

必ず自分自身しか
コントロールできないように
なっているのです。

この意味づけは
を行うにあたって

その本人の
重要なことがあります。

それが
【思い込み】です。

人は、様々な
思い込みをしながら
この世界を生きています。

そして、この思い込みをしながら
出来事と対峙して
様々な意味づけを常にしている
という仕組みです。

この思い込みの事を
テープ式心理学では
ガムテープと呼んでいます。

このガムテープというのは
いわゆる、段ボールなどに使用する
ガムテープです。

私の師匠であるトリシア・カエタノ氏は
私達生徒にこのように
教えて下さいました。

私達は、常に思い込みの中で
生きている。

この世界の全てに意味は存在せず
この世界に意味付けをしているのは
本人である。

この言葉はまさしく
その通りであり、

その証明として容易なのが
生まれる国によって
生まれる時代によって
常識が異なるという部分です。

例えば、

フィリピンという国は
現在でもの凄い格差社会で
人々は暮らしています。

国民の9割は
超がつくほどの貧困であり

残り1割の人間たちで
国を動かしています。

そのため、フィリピンに生まれた
子供たちは生まれた時から
食べ物がない、着るものがない
というのが当たり前です。

子どもたちは、親に甘えたとしても
親がお金がないことを理解しているので

小さな頃から
犯罪行為を学びます。

これは、実際に私本人が
フィリピンに行ったときに
経験した事なのですが

小学生の低学年ぐらいの
フィリピン人の子どもが

日本人観光客を
銃で脅し、お金を奪っているのを
聞きました、。

彼らは、今日食べるご飯が
ありません。

彼らの親も今日食べるご飯が
ありません。

親は成人しているので
銃を持って脅すと
観光客に気づかれてしまい
作戦が成功しません。

しかし、子どもが近寄ってきても
純粋な日本人は、何も疑わないし
警戒もしません。

そのため、こういう方法は
子どもが実行したほうがうまくいく
というのを、みんな知ってるのです。

フィリピンでは、こういう行為を
セットアップと呼びます。

このセットアップを
フィリピンの子どもたちは
日本人観光客に対して
行う事があります。

この内容を読んでいて
あなたは、どう感じましたか?

●そんな小さい頃から犯罪行為を犯して
親はどんな教育しているの?

●そんな小さい頃から、犯罪行為を
しているならば、ろくな大人にならないわね?

●そんな犯罪行為をする人間は
ダメな人間、価値の無い人間

という感情を感じたかと
思います。

しかし、フィリピン人の子ども達は
どうでしょうか?

●今日は美味しいごはんが食べれる!
●うまくいった!
●お母さん褒めて!

と感じていると
思います。

同じ出来事であっても
住んでいる国、生きている時代
などによって

感覚や常識が異なります。
これです。

これが、【思い込み】という事です。
つまり、意味付けをしている
という事です。

この意味付けを
私達一人一人は自由自在に
しています。

この意味付けは
誰かにコントロールされることは
ありません。出来ません。

全て、本人が
自由自在に、勝手に意味付けを
行っているのです。

この、意味付けを、
思い込みを
私の師匠は、テープという呼称で
私達に教えて下さいました。

そのため、テープという言葉を
使用してテープ式心理学を
構築することになりました。

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仁さん

そして、そのテープを
さらにガムテープ
と呼ぶようにしたのです。

段ボールに貼り付ける
ガムテープに、マジックで
その意味付けの言葉が書いてあり

それが、カラダに
ベタベタと貼り付けてある
というイメージです。

先ほどのフィリピン人の子どもたちの
話題で言うならば

●そんな犯罪行為をする人間は
ダメな人間、価値の無い人間

この文章そのものが
マジックで書いてあり
それを、カラダに貼り付けている
というイメージです。

心の中は目には
見えません。

そのために、目に見えるように
するために

故意的にガムテープという
視覚イメージを作ったという感じです。

これが、私の話している
ガムテープという呼称の基本です。

今のあなたの、思い込みというのは
いったい、どのようにして
作られたか?

それは、生まれた時代、生まれた家、
生まれた親、性別、テレビ、学校、友達
書籍、雑誌、歌、ありとあらゆる要素が

あなたの思い込みを
作るきっかけとなっているはずです。

つまり、ガムテープを
貼り付けるきっかけとなっている
はずです。

もちろん、どのような
意味付けをするのも自由自在であり
良い悪いも存在しません

全ては、本人が、あなたが
好きなように意味付けをしても
良いです。

しかし、もし、あなたが
自分の人生が望まない方向で
進んでいるならば

何かしらのネガティブな
意味付けをたくさん貼り付けており
そのために

がんじがらめに
動けない状態になっている
可能性があります。

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仁さん

まずは、自分自身の中に
ベタベタと貼り付けている
ガムテープを見つける事が重要です。

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