執着を手放せない?手放すのが難しい?

 

執着という言葉があります。
一般的によく使われる言葉です。

元は、仏教からの言葉です。
Wikiペディアには

「1つのことに心をとらわれて
そこから離れられないこと。一般的には
悪い意味で使われる言葉」

というような事が
書いています。

つまり、執着している
という言葉は
ネガティブなイメージで
使われる言葉という感じです

「執着を手放しなさい」
とか
「執着し過ぎだよ~」
とか
「どうして、こんなに執着
してしまうのだろう??」

という感じです。
これは、様々な事象に
あてはまり

恋愛然り、仕事然り
人生における様々な事象
で悪い意味で
使われる言葉だと思います。

 

執着を手放せないと苦しんでいる方がいる

執着=悪いイメージ
で、

手放すべきもの。

というイメージが
非常に強い言葉です。

例えば、
ポジティブな意味合いで
執着という言葉を使う方は
少ないかたと思います。

「僕は小さい頃から野球選手に
なることに執着しているんだよね~!」
みたいには

使わないと思います。

当然ながら、
ポジティブな意味合いでの
物事に固執するアクションは

無我夢中とか
夢を追いかけるとか
必死に頑張るとか

手放す必要が
ないからです。

なので

執着という言葉は
必ず何らかの
ネガティブな意味合いで
使われる言葉ということになります。

では、

執着を手放せない
と、多くの方が感じていますが

いったい
どういう事なのででしょうか?

物事に固執して
必死に頑張っているならば
手放す必要はないはずです。

つまり、

執着を手放せない
というのは

https://web.namisapo.com/wp-content/uploads/2022/11/photo_2022-11-06_17-07-33-1.jpg
仁さん

テープ式心理学では
「辞めたいのに辞めれない」
と同じ意味だと
認識します。

執着という言葉を
使うから、真の部分が
分かりにくくなりますが

執着を手放せない
というのは

何かを辞めたくても
辞められない

と同じ意味だと
認識します。

では、

辞めたくても
辞められない

とは、どういう事でしょうか?

私たちは毎瞬毎瞬
常に自由が与えられており
自分自身の日々を
自由に選べるはずです。

何かを辞めたいならば
即時に辞める事ができるはずです。

しかし、辞めれない
というのは
いったいどういう事でしょうか?

それは、

依存の仕組みを
知ることです。

執着という言葉は
テープ式心理学に置き換えるならば

「辞めたくても辞めれない依存」
という言葉に置きかわると思います。

 

執着を手放せないと苦しむならば依存を知ること

執着を手放しなさい
執着を手放しなさい

と多くの方が言うので
一般的に

執着は手放すもの
だと解釈しています。

しかし、

テープ式心理学では
執着の正体は依存であり

依存を解放するには
様々なステップがあると
伝えています。

手放す
という言葉は

「もう忘れる」
とか
「もう考えないようにする」
とか

何か手から放していく
というイメージになると
思います。

テープ式心理学の
ネガティブな感情の解放のステップは
様々な種類があり

「忘れるようにする」
「考えないようにする」
という方法で、解放される
ネガティブもありますが

その方法では解放されない
ネガティブもあり、
全ては心の中と
向き合う必要があります。

依存については
【依存って悪いことなの?】

という記事も参考にしてください。

執着を手放す方法

では、本題の執着を手放す方法です。
先ほど書きました通り

執着という言葉を
まずは、置き換えるように
してください。

執着という言葉を
辞めて、

依存
という言葉に
変えます。

次に、

その執着対象
(つまり依存対象)

を特定します。
辞めたいのに辞めれない対象です。

そして、

https://web.namisapo.com/wp-content/uploads/2022/11/photo_2022-11-06_17-07-33-1.jpg
仁さん

その依存対象に
もし、依存出来なくなるとしたら

わたしの心の中に
たちまちどのようなネガティブな感情が
発生するのか?

を発見します。

例えば、

Aという女性が
Bという彼氏と別れたいとします。

しかし
Aさんは
別れたいのに別れられない
執着を手放せない
と苦しんでいるとします。

この場合は

もし、
Bという彼氏と
別れたならば

たちまち
自分自身の心の中に
どのようなネガティブな感情が
発生するのか?

をみつけます。

例で言うならば

Bと別れたら寂しくなる
Bと別れたら生活が苦しくなる
Bと別れたら仕事が出来なくなる
Bと別れたら○○

という感じです。
この

Bと別れたら
○○になる

という部分が
解放出来ないままのために

辞めたくても
辞めれない
という事になり

一般的には
執着を手放せない

という解釈になっている
という事です。

https://web.namisapo.com/wp-content/uploads/2022/11/photo_2022-11-06_17-07-33-1.jpg
仁さん

つまり、執着が手放せないのではなく、依存対象への依存がやめられないという事であり、依存の仕組みに気づく必要があるという事です

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