認知の歪み?私の認知は歪んでいる?

最近の精神医学、心理学の現場では
この言葉が多く使用されています。

認知の歪みです。

多くの精神的に苦しむ方が
精神科医、心療内科医に
診察を受けた時に

この認知の歪みという言葉を
言われていると思います。

また、最近では
Twitterなどの普通の会話でも
誰でも認知の歪みという言葉を
使うようになっています。

さて、認知の歪みとは何でしょうか?

インターネットを調べると
下記のように掲載されています。

「認知のゆがみ ‘認知’とは、その人自身の
物事の捉え方や考え方を意味します。
いつも自分を精神的に追い詰めてしまったり、
些細なことで落ち込んだり、
すぐに悪い方向に考えてしんどくなったりしてしまう考え方の
パターンのことを心理学用語で「認知の歪み(ゆがみ)」といいます。」

また、さらにこう書いています。

「認知の歪みの治療法は?
認知療法(にんちりょうほう)

認知の歪みに焦点を当て修正をしていくことで、
そこに起因する症状などを軽減していく短期精神療法のひとつ。
アーロン・T・ベックによって始められた治療法で、
患者の偏った物事の捉え方(認知)を修正させ、
より柔軟的で現実的な考え方や行動ができるように手助けする療法です。」

つまり、一般的な常識では
多くの精神医学での現場では

認知の歪みというのは

〇物事をネガティブに捉えてしまう人

を認知の歪みと表現している
ということになります。

つまり、精神医学では
全ての人を対象に

まず、善と悪が存在しており
正しい、正しくないが
存在しており

そして、ネガティブ側で解釈する人を
認知の歪みである

「あなたは歪んでいる」
と表現している
ということです。

まるで、多数決のように
大多数派が正しくて

少数派が、歪んでいる
というレッテルを貼る概念です。

 

もし、あなたが自分自身が認知が歪んでいる?と思うならば安心してください。

そもそも、この概念は
私のテープ式心理学では話している通り

精神医学会で作られた
精神病を作り上げるための嘘です。

認知というのは解釈という事です。

例えば、

ほとんどの人が
毎日毎日電車を使って通勤したり
しています。

こちらが大多数派です。

しかし、とある方は
電車に乗ると、気分が悪くなったり
呼吸困難になったりパニックになったり
することがあります。

こちらは少数派です。

Aさんは毎日毎日電車に乗る。
Bさんは電車が怖い

多数決で考えると
Aさん側が圧倒的に多いです。

この時に、Bさんの認知は歪んでいると
思いますか?

歪んでいるというのは
私は個人的に

何かを否定しているような
言葉に聞こえます。

インターネットには
認知の歪みの治療法とまで
書いてある記事があります。

治療すべきである。
治すべきである
と書いてあります。

先ほどの電車の例え話で
Bさんは認知が歪んでいると
されてしまうという事です。

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仁さん

本当にあなたはそう思いますか?

これは、他にも様々な
事象にあてはまります。

この世界に正しい、正しくない
というのは、確かに法律では存在します。

しかし、人の考え方そのものに
正しい、正しくないというのは
存在しないはずです。

かつて、アインシュタインや
コロンブスなどの偉人達は

多くの大多数派の言っている事の
真逆の論理を展開していたはずです。

このような、偉人達は
認知が歪んでいたのでしょうか?

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仁さん

そもそも、この基準は何なのでしょうか?

もう読んでくださっている
読者様は気がついているかと
思いますが

この認知の歪みという
基準そのものを作っているのは
精神医学であるという事です。

精神病名を付与するための
嘘であるという事になります。

 

幼少期の頃から心に深い傷がある方は意味づけが様々であり独自の解釈を持つ

これは、テープ式心理学でも
話している事ですが

例えば、幼少期の頃から
心に深い傷があり
(ガムテープがあり)

その状態で世界や社会に出ると
様々な事が、大多数派の方と意味づけが
異なる事があります。

例えば、
〇大人を全く信頼できない
〇自分には全く価値がない
〇常に自分は孤独である
〇常に怖い。怖い。
etc

これらは、何らかのガムテープが
幼少期の頃からあり
それが解放されずに
今も深い傷がある状態を指します。

この心に深い傷がある状態の時に
同じ現実や、同じ生活をしていても
全く解釈が異なることが
想像できるかと思います。

例えば、

会社などの新人研修などで
初めて会った方にでも

大多数の方はなんとなく
気軽に、気楽に、ストレスなく
挨拶したり、仲良くなれたりしますが

心に深い傷がある状態で
新人研修の場面に出ると

みんなが私を見てる、、
みんな私を馬鹿にしている、、
みんな私の話をしている。。
みんな、私を嫌っている。。

などの感情を感じてしまう
事があります。

これらは、全て
ガムテープが存在するからです。

つまり、思い込みがあるからです。
トラウマがあるからです。

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仁さん

決してあなたが悪いのではなく
幼少期の頃からそのガムテープを貼り付ける原因があり
仕方がなかった事です。

認知が歪んでいるという事ではなく
ガムテープがある事で
そのように感じてしまうだけです。

そして、それは今のタイミングだけです。
何にも悪いことではなく
ましてや、歪んでいるなどの否定される必要もありません。

 

そのため、このような言葉を
誰かに言われても、

例えば、精神科医に
「あなたは認知が歪んでいる」
と言われたとしても

「そうですね~だって私は少数派だも~ん」
と回答するようにし

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仁さん

自分自身を決して否定したり私は歪んでいるからダメな人間などと考えないようにしてください。あなたの認知は歪んでいるのではなく今の時代で、たまたまあなたの考えが少数派なだけですから。

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