どうして理由なく涙が出るのか?

 

私達は、涙を流します。
それはプレゼントされた素晴らしい表現です。

インターネットの記事の多くには
脳内の分泌物がどうやらこうやら
と書いてありますが

テープ式心理学ではそのようには解釈していません。
物理的な涙、例えば、目にゴミが入ったとか
玉ねぎを切った時などの事は
除外して

テープ式心理学が説明している涙というのは2種類あります。

私たちは、この世界に
生まれて、この2種類の涙を流すために
生まれてきたと説明しています。

1つめの涙がネガティブな涙です。

ネガティブな感情を感じた時に
流す涙。

怖い時、悲しい時、寂しい時、無価値を感じた時
など、ネガティブな感情を感じて
流す涙です。

今日も世界のどこかで、
誰かが、涙を流しているかと思いますが
ほとんどが、このネガティブな涙だと思います。

もう1つが気づきの涙です。

これは、ネガティブな感情を感じて
流す涙ではなく

そうか!そうだったのか!のような涙や
嬉しくて泣く、感動して泣く
ありがたくて泣く、歓喜の涙という感じです。

この2種類の涙を
私達は、流すために生まれています。

今回のタイトルである

【理由なく涙を流す】
とか
【泣いている理由がわからない】

と感じている方が
たまにいらっしゃいます。

つまり、
「どうして、私泣いているの、、、」
という方ですね。

この部分について
解説していきます。

 

理由が無いのに涙は流れない

涙というのは
理由もなく流れることはありません。

無の状態で
涙が出ることはありません。

必ず何かしらの
理由があります。

そして、先ほどの2番目の
気づきの涙を流している時に
「どうして私は理由も無いのに泣いているの。。」
とはなりにくいはずです。

 

「理由なく涙が流れる」
と感じている方は

おそらく何かしらの
ネガティブな感情を感じての涙だと思います。

ネガティブな感情を感じて
涙を流しているにも
関わらず

どうして、本人は
「理由がわからない」
という現象が起きるのか?を解説します。

それは

心の中を見て見ぬふりをしている状態だからです。

本当は、必ず理由が存在します。
しかし、その理由に向き合いたくない。
見たくない。という感じです。

この記事を読んでいるあなたから
すれば、

「違います。ぜんぜん向き合っています。
それでもわからないんです。。」

という答えが返ってきそうですが
それでも私はあなたに
伝えます。

「心の中を見て見ぬふりをしているはずです」と。

見て見ぬふりをしているというのは

簡単に言うと

本当は苦しいのに我慢していた
本当は辛いのに我慢していた
本当は寂しいのに我慢していた
本当は悔しいのに考えないようにしていた
本当は無価値感を感じていたのに考えないようにしていた
本当は・・
本当は・・

という感じです。
これが、心を見て見ぬふりをしている
ということです。

これは、長期間見て見ぬふりをしている事もあり
つい先日我慢していた事もあります。

必ず答えは
心の中にあります。

あなたが一番
よく知っているはずです。

 

どうすればいいのか?

https://web.namisapo.com/wp-content/uploads/2022/11/photo_2022-11-06_17-07-33-1.jpg
仁さん

まず、大事なことは
涙を流している事を、泣く事を、肯定してあげてください。

多くの方が、泣く事は悪いことだと
思い込んでいます。

親から、友人から、恋人から
テレビでも、

「泣くなよ」
「いつまで泣いてるんだ」
という言葉を昔から聞かされ
多くの方が

泣くことを悪いことだと
感じています。

そのため、まずは
泣くことを、涙を流すことを
肯定してあげてください。

これが例え、毎日泣いていたとしてもです。

涙を流している自分に対して
「泣きたいだけ泣いていいからね」
とずっと寄り添ってあげていてください。

次に、何かの精神病だとも
思わないようにしてください。

昨今の日本人は特に
メディア、書籍、芸能人、などの
影響もあり、どんどん新しい精神病の名前を
聞かされています。

精神病については
別の記事でも話していますが

涙を流すことは
私たちにプレゼントされた必要な、素晴らしい表現です。
体験です。アクションです。

もちろん、病気なわけがありません。
何か、理由があって
泣いているのです。

当たり前な事であり、自然な事です。
なので、大丈夫です。

決して、何かの精神病などと
思わないようにしてください。

そして、理由がわからない涙を
否定せずに、

「今日は理由がわからなくても大丈夫」
「今日は理由がわからないけれど、とにかく涙が出た」
と、自分に起きたことを
ありのままで受け止めるようにしてください。

この状態を繰り返しながら
いつか、

【涙が出る直前で何を感じていたのか?】

泣き止んだあとに
メモに書くように訓練してみてください。

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