簡単に他人をサイコパスと呼ぶ現代人

 

https://web.namisapo.com/wp-content/uploads/2022/11/photo_2022-11-06_17-07-33-1.jpg
仁さん

私は心理カウンセラーという仕事を
してから約8年間
この心理業界を見てきました。

たったこの8年で
様々な事が目まぐるしく変化しているのが
わかります。

例えば、

私が、カウンセラー活動を
スタートした
8年前では

相談者の方は

うつ病です。
とか
統合失調症です。
とか
アダルトチルドレンです。

という造語を
使う方が多かったです。

また、今ほど
精神的に苦しんでいる方は
国内において
いませんでした。

精神病と聞くと
珍しい感じのイメージです。

多くの日本人は
精神病という言葉を
精神病が存在するということを
意識していない状態でした。

一部の本当に
苦しんでいる方が

心理カウンセリングを受けたり
精神科に行ったり
という、そういうイメージです。

なので、多くの方が
精神医学業界用語や、心理用語を
ほとんど知らない状態でした。

ところが、
それから8年経過し

今では、精神病という言葉が
市民権を得ています。

精神的に苦しんでいる方の存在が
珍しい存在ではなくなっている
という感じです。

新しい精神病名が
どんどん増えました。

ADHD
HSP
〇〇障害
などなどです。

そして、テレビ番組や
雑誌、書籍なども
どんどん、精神医学業界用語、
心理用語が飛び交うようになりました。

そのあたりからです。
サイコパスという言葉が
誰でも使うようになったのは。

サイコパスというのは

Wikiペディアによると

「精神病質。反社会性パーソナリティー障害。
精神病と健常の中間状態。」
と書いてあります。

特徴としては

〇極端な冷酷さ
〇エゴイズム
〇感情の欠如
〇結果至上主義
〇良心の欠如

とWikiペディアには書いてあります。

テープ式心理学では
もちろん、こういう精神病名のような
言葉を定義しません。

つまり、

https://web.namisapo.com/wp-content/uploads/2022/11/photo_2022-11-06_17-07-33-1.jpg
仁さん

Aさんという方はサイコパスです
Bさんという方はサイコパスではない

などの定義を使いません。

ただの日常会話として
サイコパスという言葉の方が
通じやすい時にのみです。

 

精神医学の精神病名と同様に造語である

先ほど書きました通り
8年前の日本人は
まず、精神医学業界用語などを
ほとんど知らないし

サイコパスなどといった言葉も
もちろん、使いませんでした。

TwitterなどのSNSは
その頃もありますが

その頃のTwitterに
サイコパスなどの言葉は
滅多に使われていません。

しかし、現代では
もう、色々な方々が
意味もわからずに

どんどんサイコパスという
言葉を使っています。

自分自身の人生において
自分自身の物事の角度で
狭い範囲で

何か、酷い扱いを受けたり
嫌なことをされたり
暴言、暴力、嫌がらせ
などといった事を

受け身として
受けた時に

最近になっては
その相手方を全て
サイコパスというのだと
私は思います。

Wikiペディアにも
記載されている通り

サイコパスという言葉に
明確な根拠がありません。

精神病と健常の中間状態
などの笑えるレベルの曖昧な表現が
書いてありますが

そもそも
何を精神病と定義して
何を健常と定義しているのか?
さえ、わからない精神医学会が

作った
さらなる曖昧な言葉

サイコパス

という造語なので

https://web.namisapo.com/wp-content/uploads/2022/11/photo_2022-11-06_17-07-33-1.jpg
仁さん

もう、何がなんだか
わからないと私は個人的に解釈しています。

ただ、先ほどの

〇極端な冷酷さ
〇エゴイズム
〇感情の欠如
〇結果至上主義
〇良心の欠如

は全て
テープ式心理学で説明可能です。

私たちは全員例外なく
同じものを持っていると
テープ式心理学では
定義します。

全員例外なく愛があり
全員例外なく優しく
全員例外感謝がある

これが、まずは
最も強く断言するテープ式心理学の定義です。

では、先ほどのサイコパスという造語の
Wikiペディアに記載されている
特徴は、何故起きるのか?説明します。

極端な冷酷さというのは
他者への攻撃を意味します。
つまり、優しくすると
優しくしてしまうと
何かを感じるということです。

優しくすると裏切られる
優しくする負ける感覚になる
優しくするみじめになる

などの思い込みを
持っている状態です。

また、怒りの感情を使用して
日々他者を攻撃している場合も
あります。

自分自身のネガティブな
感情をこれ以上感じたくないために

ガードの怒りを使用して
ずっと怒っている。

ずっと、キレている。
ずっと攻撃し続けている
という感じです。

エゴイズム。つまり、
自己中心的な行動、考え方
も同様です。

他者に優しくすると
他者を愛すると
何かを感じるということです。

感情の欠如は
感情を閉じ込めている状態を指します。

あまりにも生きていく事が
困難なレベルの強いストレスの出来事が
起きた時に、私たちは強烈なネガティブな感情を
感じます。

しかし、このネガティブな感情が
あまりにも苦しく、

これ以上耐えられないために
バランスを保つアクションとして

感情を閉じ込めるという
アクションを取る事があります。

他にも、人格分裂や
解離現象などもあります。

この感情を閉じ込めるという
アクションによって
その日以降、

強いネガティブな感情は感じなくなります。
しかし、同時にポジティブな感情も
感じなくなります。

それは、まるでサイボーグのようにも
見えることもあります。

感情の欠如と
精神医学会では定義しますが

テープ式心理学では
「生きる事が困難になるレベルの
強いストレスな出来事が起きた後に
心がバランスを保つために
感情を閉じ込めた」と定義します。

結果至上主義は
白黒思考。ゼロヒャク思考に
よってそうなります。

幼少期より
親からの虐待を受け
自分が愛されているのか?
愛されていないのか?

常に判断しなければならなかった。

さらには
親の機嫌を取るのに
曖昧な答えでは許されず

常に理論的な答えを
出すしかなかった。

正しいのか?
正しくないのか?

価値があるのか?
価値がないのか?

意味があるのか?
意味がないのか?

を幼少期から
染み付いており

その影響で大人になっても
白黒思考、ゼロヒャク思考に
なると、テープ式心理学では定義します。

この方達は
当然ながら

自分自身の生きる意味
自分自身の存在の価値を
結果でしか、ジャッジメント出来ず

常に結果至上主義となります。

良心の欠如に関しては
先ほどの極端な冷酷さ
や、エゴイズムの記載内容と
同じです。

現代になって
多くの方がサイコパスという言葉を
使っています。

それは、日常会話や
著名なアニメなどで

一般的に使われるように
なったとも思いますが

https://web.namisapo.com/wp-content/uploads/2022/11/photo_2022-11-06_17-07-33-1.jpg
仁さん

心理的な、精神医学的な観点からでは
何の根拠もないことを
覚えておいてください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。
  1. 【緊急】精神科の強制入院、家族の同意なくても可能に

  2. ネガティブな症状の段階

  3. 執着を手放せない?手放すのが難しい?

カテゴリー

アーカイブ

検索


TOP
TOP