依存症には複数の種類があります
と複数の種類があります。
テープ式心理学では、依存症は病気などではなく
心のバランスを保つ行為と定義します。
そのため、依存症の症という部分を削除し依存とだけ呼称します。
また依存という言葉が国内であまりにもネガティブなイメージを
持たれているため「もたれ中」と呼ぶように
呼びかけています。
例えば、ギャンブルもたれ中、アルコールもたれ中という言い方です。
依存は、心のバランスを保つ適切なアクションです。
心がバランスを崩している時に、これ以上ネガティブな感情を
感じないようにするために、依存行為にアクションを行います。
例えば、アルコール依存の方の場合は
心の中で何か耐え難い傷を抱えており、それを感じたくないから
アルコールの効果を求めて、依存アクションを起こします。
ギャンブル依存は勝った時の優越感、恋愛依存は愛されていると
感じること、その他全ての依存アクションは何らかの形で
自分心の中で耐え難い感情を感じないように
バランスを保っているのです。
この数年間で、一気に国内では精神疾患が爆増しました。
過去に類を見ない10倍とかに膨れています。これらの解明は、今回の記事では避けますが
いずれにしても、現在の日本人の多くが何らかのメンタルに関する情報を学ぶようになっており
誤った情報なども含めて、依存症についても多くの方がご存知だと思います。
依存は心の中のバランスを保つ自然的なアクションであり決して病気などではありません。
心の中のバランスを保つアクションはネガティブな感情を感じた時に発生します。ポジティブな感情が発生した時にはバランスが取れており依存アクションを起こす必要がありません。
そのため依存行動は起こしません。
あくまでも、依存アクションを起こす時は自分自身の心の中に、ネガティブな感情を感じており
それが耐え難い状態の時に、バランスを保つようにして依存行為を開始するということです。
依存症を克服したい方はこの原理が理解できなければ
克服には至りません。
精神医学では、依存症は病気とされ各種類の依存に対して治療法を提案しますが依存が発生するメカニズムを理解していなければそれらはどのような治療法であっても無意味なものです。
本来の私たちの心は常にバランスを保つように自動的にプログラミングされています。そのバランスを保てないと感じた時に人は、一秒でも長くその苦しみから回避しようとするわけです。
それが依存です。つまり、依存が発生するメカニズムの方程式は
②ネガティブな感情を感じたくない
③依存対象に依存アクション
となります。
依存を克服するには、この方程式に則り
①のネガティブな感情が発生した時に
自分自身で心の内側と向き合って
ネガティブな感情を解放することです。
例えば、過食依存症の方に過食を辞める方法を尋ねられたら
過食依存のアクションである人間の生存本能として食べ物を食べる時ではなく、既に空腹ではないのに
ソワソワしながら何かを食べてしまう時に食べることで、何かかから回避しようとする時
その直前でどのような感情から回避しようとしているのか?を思い出してもらう訓練を重ねます。
あるいは、過食依存の場合は過食をした後に、どのようなネガティブな感情が消えて楽になったのか?
を思い出してもらう訓練を重ねます。
そして、向き合っていく中で現れた本当の思い込みの部分を自分自身で解放されれば依存症は克服できるのです。
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