具体的なうつ病の修正方法をお伝えします

我々の心理カウンセリングの現場では、何年もうつ病を患っているという方達に
心理カウンセリングを行って、わずか数週間から数か月で完全にゴールに到達した方達が
数え切れないほどおられます。これは、たまたま偶然にそうなったのではなく

我々の心理学のロジックによって再現されており、
世界中どの国の人であっても、何歳の方であっても、心の仕組みは全員同じであり、
今からお伝えするロジックは例外がないと信じてください。

重要なことは、真剣にうつ病を修正したいと願うならば、
自分はうつ病であるということを忘れることから始めてください。
どの記事でもお伝えしていることですが、自分の心の中が苦しいのは
病気が原因だと信じている人があまりにも多く、本当は心の中と向き合うべきなのに

すぐにインターネット検索をして、うつ病に関する記事を探し回り、
自らが当てはまるページを探し、同じような状態の人を探し、
一向に心の中と向き合うことがない、それがうつ病を何年も患っている原因なのであって、

病気が原因ということではなく、心の中と向き合うことであると気づくことで、
あっという間に、うつ病は修正出来るということを知ってください。

では順番にお伝えしていきます。
まず最初に理解しておかなければならないのは、
ネガティブな症状の段階です。

我々の心理学での基本的な概念の1つです。
私たちの心の中に長期間に渡り、ネガティブな感情を感じると
様々なステップに移行していきます

1ステップ目が愚痴を吐くレベルです。

私たちは、何かネガティブな感情を感じるとすぐに
吐き出したくなります。それが愚痴です。愚痴を吐くことで楽になり、
また翌日から仕事や学校に行くことができます。よく仕事終わりに居酒屋で同僚と愚痴を吐き合う飲み会とかがそれです。
この1ステップ目にいる方達は愚痴を吐くことで、解放されていきます。

2ステップ目は依存です。

1ステップ目の愚痴を吐くだけでは、ネガティブな感情が消えず、楽にならないため
何かに依存することでバランスを保ちます。その代わりに依存でバランスを保ちますので、
仕事や学校には行くことができます。
詳しくは依存症の克服方法という過去動画をご視聴ください。

次が3ステップ目です。

2ステップ目の依存だけでもバランスを保てず、いよいよ寝込んでしまう状態です。
体が思うように動かなくなります。無気力状態、うつ状態、です。
生活に必要なことすら出来なくなります。ただ毎日毎日苦しさを感じ、ずっと動けない。
それが3ステップ目です。非常に深刻な状態です。

最後、4ステップ目が命に関わるレベルです。直接的な言葉は控えますが
命の存続に関わる状態です。未遂事件や実行です。

このように、ネガティブな感情は感じるだけで苦しいですが
それぞれステップがあります。

そして、うつ病という病気を我々の心理学に敢えて
あてはめてみた場合は、この3ステップ目になっている方達だと
推測します。

この3ステップ目に突入した場合は、最も必要なのは休むことです。
仕事はもちろんのこと、心の中を休ませる必要があります。

体は横になって寝込んでいるのに、頭の中が騒がしく
ずっと疲れているかと思います。

それを休ませるのです。その方法は抵抗しないことです。

とにかく、頭の中が騒がしいと思います。
これに抵抗しないことです。

ペチャクチャペチャクチャ喋りたい頭の中を
傍観者として、見学して抵抗しないようにします。

とにかく何を感じても、何を不安になっても
怖くても、「いいよいいよ~」「今日も怖がっていたいんだね~」と。抵抗しないようにします。

多くの人が、心の中に苦しみを感じると、それを消したくなります。
気分が悪いからです。

そうではなく、そのままにするのです。
「いいよいいよ~」という具合です。
「どうぞどうぞ」という具合です

一切の抵抗をしません。完全に両手をあげて降参するのです。
頭の中で喋りたいだけ喋らせる。それを抵抗しない。

抵抗しないということは、自らを肯定していることになり、
心が楽になるはずです。
「いいよいいよ~」と肯定するからです。

まずは、これを続けていきます。
そして、この休ませることを継続している内に
ある日1日だけ朝から楽な日が訪れます。

それはうつ病が治ったということではありません。
抵抗を辞めたから、心が一時的にでも軽くなるのです。

その楽になった日に、心の仕組みを使って
自分の心の中と向き合うようにします。

これについては、この記事では収まらないので
他の記事も参考にしてください。

心の仕組みに気づいたら、必ずうつ病は修正出来ます。
必ずゴールがあるのです。

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